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さらに不透明化したユーロ

ギリシャのパパンドレウ首相が大連立を条件に辞意表明をした事や、格付け機関ムーディーズがギリシャ債の保有を理由に「BNP、ソシエテ、アグリコル、3行を格下げ方向で見直し」と発表した事等、ユーロに付随するネガティブな要素が嫌気され、昨晩はユーロが大きく下落した。

ギリシャではこの日、政府の財政緊縮策に対する大規模な抗議デモが各地で起こり、債務問題をめぐる混乱が拡大した様だ。

一方、米国では5月消費者物価指数(CPI)はヘッドライン、コア共に事前予想を上回る強さを見せ、全般にインフレ圧力の強まりを映す結果となったものの、6月NY連銀製造業景気指数は-7.79と予想の12.00を大幅に下回る悪化となり、構成項目も軒並み悪く、特に雇用指数は10.20と前回の24.73から半減し、次回の雇用統計の見通しにかげりと落とす形となっている。

6月NAHB住宅市場指数も13と予想の16を割り込み、米国の住宅市場の停滞を想起させ、米経済の先行きに対する懸念や欧州の債務問題を嫌気した米株式市場や原油市場等は大きく下落した。

これらは金にも圧力となったものの、CPIが上昇した事でインフレヘッジや安全資産としての金塊買いが金には支援材料となっている。

ユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援で合意はしたものの、ギリシャ債に対する民間関与の部分で意見が分かれ、合意が得られていない様だ。

民間のギリシャ債保有者に、ある程度の負担を強いる債務交換を主張しているドイツに対して、ECB、フランスは自発的に償還分を新発債に乗り換えてもらうロールオーバーを主張しており、中東欧危機時の処理に用いられたウィーンイニシアティブに沿ったスキームとなっている。

債務交換はデフォルト(債務不履行)に該当するのだが、ロールオーバーについては自発的ならば該当しないとの指摘もあるものの、格付け会社フィッチレーティングスはロールオーバーでもデフォルトに該当すると言及しており、ギリシャ問題に対する不透明感が一層強まっている。

マーケットは不透明さを嫌う為、ユーロは暫くは不安定な事が考えられ、引き続き注目して行きたい所だ。

相場観は十人十色。確率は1/2+αで結果は一つ。
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tag : ユーロ

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