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昨晩の流れと今日の見通し~ドル円

昨晩の欧州時間はユーロが上昇し、ドルが下落する展開だったが、NY時間は一転し、ドルが上昇した。

オバマ大統領はこの日、中間層向け減税措置、いわゆる「ブッシュ減税」を2年間延長すると発表。

膠着していた案件が取り合えず落ち着いた事に加え、FRBが実施している追加緩和策第二弾(QE2)と共にGDPを拡大させるのでは?との期待が先行した様だ。

また格付け機関ムーディーズが減税延長による長期的な影響を懸念をしつつも、「向こう18ヶ月から2年の間、米国の格付けを変更するとは予想していない」との声明を発した事も後押しとなった。

対してユーロは下落。

アイルランド議会は2011年予算案の一部を賛成82、反対77で可決し一時落ち着きを見せたかに思えたユーロですが、スペイン、ポルトガルに対する懸念が払拭出来ていない中、 レーン欧州委員が「一段と厳しい銀行へのストレステストを2月に実施する」と述べた事が警戒された。

IMFのストラスカーン専務理事が「欧州が2つに分裂するリスクが存在」とコメントした事も市場の懸念材料となった様だ。

ユーロが下落した事で、商品はほぼ全体的に軟調な展開だった。

さて、本日だが、ドル円は前日のNY市場で米国債利回りの急上昇を背景に大幅高となった。

米雇用統計ショックで82円台前半まで下落し、テクニカル的には21日線を完全に下抜けていたことから、短期的には売りサインも出ていたが、一目均衡表の基準線に跳ね返された形で、完全にダマシにあった格好だ。

需給的には82.50円近辺の水準には日本の輸入企業や機関投資家の買い需要が旺盛で底堅さは感じられていたが、米国債利回りの急上昇が一気に買い気を高めた。

前日のNY時間の昼頃に83円を突破して、やや上げ一服となり、戻り売りに押される場面もあったが、83円台は死守していた。

一方で、83.50円近辺の水準を超えて来ると、日本の輸出企業の売りオーダーが並ぶ様だ。

しかしながら、やはりドルに対する活性は高く、ドル円も上向き継続と見ますが、流石に雇用統計前の84円台前半の水準までは抵抗も強いと考えられ、それなりに売りをこなす必要もある。

テクニカル的には一目の雲の上限に上抜けた事から、再度、円安に振れ易い形になっており、今後は基準線が上向きに切り上がることから、2週間、つまり年末までは高い可能性がある。

※ブッシュ減税とは、ブッシュ前大統領が2001、03年に導入した大型減税策の事です。所得減税が中心で、特に累進の最高税率が39.6%から35%に引き下げられ、インパクトは富裕層には大きかった様です。

また投資所得に対しても手厚く、ほとんどのキャピタルゲインに対する税率が20%から15%に引き下げられたばかりでなく、従来は通常所得として課税されていた(すなわち最高39.6%だった)配当課税もキャピタルゲイン同様に15%とされました。

年末で期限切れとなるブッシュ減税ですが、今回、オバマ大統領が、中間所得層に富裕層を加えた一括延長を提案しました。

相続税率は現行ゼロですが、打ち切られると最高55%に跳ね上がり、富裕層向けの配当課税率は現行の15%から39.6%に、所得税率は35%から39.6%に軒並み上がる様です。

相場観は十人十色。確率は1/2+αで結果は一つ。
他の人の予想も参考になります。こちらからどうぞ。
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